ロンドンの危険エリア10選【2026年版】|犯罪データで見る安全なエリアと暮らしのコツ
- 2025年10月27日
- 読了時間: 15分
更新日:2 日前
犯罪データから見る、安全で快適なロンドン生活のための“知識の準備”
ロンドンの危険エリアは、「名前」だけで判断するとほぼ確実にズレます。
本当に見るべきなのは、犯罪データ・駅前の雰囲気・夜道の動線・そのエリアで起きやすい犯罪の種類です。
この記事では、数字だけに振り回されず、実際の暮らしに役立つ形で治安を判断する視点を整理していきます。
ロンドン――。
ビッグ・ベン、テムズ川、ミュージカル、そして街を歩くだけで感じる歴史の重み。
世界中から人が集まり、刺激とチャンスにあふれる都市です。
そんな魅力的なロンドンですが、一方で「治安はどうなの?」「どのエリアは避けたほうがいい?」という不安の声も少なくありません。
実際、ニュースやSNSで“ロンドンの治安が悪い”という言葉だけが切り取られて伝わることもあります。
しかし――それは少し誤解でもあります。
ロンドン全体が危ないわけではなく、リスクが集中しているエリアを知っておくだけで、日常はぐっと安全に快適になるのです。
たとえば、
旅行やワーホリでロンドンに来る前に「危ないエリア」と「安心できるエリア」の違いを把握しておけば、住む場所選びで失敗しにくくなる。
留学や長期滞在を考えている人も、「夜はどんなルートを通ればいいか」「どんな時間帯が危ないか」を知っておけば、安心して外出できる。
そして何より、「怖いから行かない」ではなく「知って備える」ことで、ロンドンの魅力をより安心して楽しめるようになります。
このガイドでは、2024〜2025年の最新データをもとに、
ロンドンの中でも犯罪発生率が高いとされる10の区(borough)を取り上げます。
「なぜそのエリアが数字的に高くなるのか」
「どんな犯罪が多いのか」
「実際に住む・通うときに何を意識すればいいのか」
具体的に解説していきます。
この記事を読むことで――
📍 ロンドン全体の治安マップを理解できる
📍 実際に“危険”とされるエリアのリアルな特徴がわかる
📍 日常生活でできる防犯・安全対策が明確になる
📍 初めてのロンドン滞在でも「どこに住めばいいか」「どこに注意すればいいか」が判断できる
つまり、不安ではなく「知識」と「判断力」で自分の身を守る力を身につけられる内容です。
ロンドンは、リスクを知って備えれば、世界でも有数に魅力的で過ごしやすい都市です。
それでは早速、最新データをもとに、2026年時点で犯罪率が高いとされる10のエリアを一緒に見ていきましょう。
ただし、このページの目的は
「危険な場所の名前を覚えること」だけではありません。
大切なのは、
なぜその数字になるのか
実際に住むときはどこを見ればいいのか
まで理解することです。
そのため本文では、
ランキング → 犯罪の種類 → 日常での注意点 → 安全チェックリスト
の順で整理しています。上から読むだけで、ロンドンの治安を立体的に理解できるようにしています。
犯罪率が高い区(Top 10)とそのデータ
まずは、ロンドン全体の中で
どの区が“数字の上では”犯罪率が高いのかを見ていきます。
ただし、ここで重要なのは
「ランキング上位=その区のどこに住んでも危険」という意味ではない
ということです。
ロンドンでは、同じ borough 内でも
観光地・駅前・商業地・住宅街 で治安の体感が大きく変わります。
この一覧は、あくまで
どのエリアにどういう傾向があるかを掴むための地図
として使ってください。
以下は、Metropolitan Police Service(ロンドン警視庁)や他サイトの集計データから、人口1000人あたりの犯罪発生率を元にしたランキングです。
※データ元により数字が多少異なることがあります。
例:2024/25年の資料では、ロンドン全体の犯罪率が「約132件/1,000人」などとも言われています。
以下はあくまで“傾向を把握するための目安”としてお考えください。
順位 | 区名 | 犯罪率目安(1000人あたり) | 主な犯罪タイプ・特徴 |
1 | Westminster | 約 366件/1,000人(2024/25) | 観光・商業地が集中。スリ・置き引きが多数。 |
2 | Camden | 約 186件/1,000人 | ナイトライフ・マーケットで夜間の被害がやや高め。 |
3 | Kensington & Chelsea | 約 155件/1,000人 | 高級エリアながら、高価品狙いの盗難が目立つ。 |
4 | Islington | 約 144件/1,000人 | 学生・若年層が多く、携帯や自転車の被害が比較的多い。 |
5 | Southwark | 約 135件/1,000人 | ショッピングや観光スポットが集中、深夜帯に注意。 |
6 | Hackney | 約 127件/1,000人 | クリエイティブ・若者文化の地域だが、混雑ゆえのリスクあり。 |
7 | Hammersmith & Fulham | 約 127件/1,000人 | 大型施設・交通結節点が多く、人通りが多い。 |
8 | Lambeth | 約 125件/1,000人 | ナイトスポットと観光地が混在。夜の移動に注意。 |
9 | Newham | 約 124件/1,000人 | イーストロンドン。交通ターミナル・競技場が多い。 |
10 | Tower Hamlets | 約 124件/1,000人 | 都心とベイエリアを繋ぐ地域。夜間・観光客エリアに注意。 |
※数値は「件数/1,000人」の形式で、比較的直近の報告値を参照しています。
※エリアごとの実際の“安心・安全度”は物件の位置・時間帯・個人の行動に大きく左右されます。
この表を見ると、Westminster や Camden などの中心部が上位に入っていますが、
これは単純に「住むと危険」という意味ではありません。
特に中心部は、
観光客が多い
通勤者や買い物客が多い
人の出入りが激しい
ため、スリ・置き引き・酔客トラブルなどの件数が押し上がりやすい傾向があります。
つまり、この表は
“犯罪件数が多い場所”を知る入口であって、そのまま“住んではいけない場所一覧”ではない
という前提で見ることが大切です。
ロンドンで多い“犯罪の種類”とは?— データから見える傾向
エリア名だけを見ても、治安の実態は見えてきません。
本当に大切なのは、
そのエリアで“どんな犯罪が多いのか” を知ることです。
なぜなら、
スリや置き引きが多いのか、夜の暴力トラブルが多いのか、薬物関連が多いのかで、
住むときに気をつけるポイントがまったく変わるからです。
ロンドンの犯罪率を語るとき、数字を押し上げているのはごく限られたタイプの犯罪です。
実際には、凶悪犯罪が頻発しているわけではなく、日常生活の中で「ちょっとした隙を狙う」軽犯罪が中心です。
ここでは、2024〜2025年のデータをもとに、特に件数の多い4つのカテゴリを整理します。
犯罪タイプ | 年間件数(概算) | 主な内容・注意ポイント |
窃盗(Theft) | 約 344,800件 | スリ・置き引き・自転車盗難・荷物の抜き取りなど。観光地・駅・マーケット周辺で多発。 |
人に対する暴力(Violence against the person) | 約 258,300件 | 酔客トラブル・口論・夜間の路上での軽度の暴力行為を含む。中心地やナイトスポットに集中。 |
車両関連犯罪(Vehicle offences) | 約 103,800件 | 車上荒らし・タイヤやミラーの盗難・ナンバープレート盗難など。照明の少ない住宅街で注意。 |
薬物関連(Drug offences) | 約 51,000件 | 所持・使用・売買のいずれか。警察の摘発エリアによって件数が変動。 |
出典:The Independent / data.london.gov.uk(2024–2025年データ)
住む人目線で特に重要なのは、
“件数の多さ”より“自分が巻き込まれやすい場面かどうか” です。
たとえば、
スリや置き引きが多いエリア
夜に酔客トラブルが増えるエリア
駅前のひったくりが起きやすいエリア
は、日常生活の中で実際に注意が必要です。
一方で、数字が高くても
観光客や通勤客によって押し上げられているだけで、住宅街自体は比較的落ち着いているケースもあります。
数字が示すリアルな意味
この統計を見ると「ロンドン=危険」というよりも、
“人が多い場所ほど、すり・置き引きが多くなる”という現実が浮かび上がります。
つまり、ほとんどのケースは次のような「日常の油断」から起きています。
バス停や電車でスマホを手に持ったまま立っている
カフェで席取り中にバッグを置いたまま離れる
夜に公園の近道を歩く
鍵を閉めずに自転車を短時間放置する
どれも“誰にでも起こりうる場面”です。
ですが逆に言えば、少し意識を変えるだけで防げるものがほとんどでもあります。
ロンドンで気をつけたい具体的なシーン
ここからは、データを
実際の生活でどう活かすか に落としていきます。
ロンドンで被害が起きやすいのは、特別な場面ではなく、
駅・バス停・カフェ・夜道など、日常の中の少しの油断 です。
駅・マーケット・観光地:
人混みでのスマホ・財布の取り出しは最小限に。バッグは必ず前掛けに。
ナイトライフエリア:
週末の夜は酔客トラブルが増加。夜中の帰宅はUberなど登録済アプリを利用。
住宅街や駐車場:
車や自転車の盗難防止には、二重ロック+監視カメラ付きエリアが安心。
フラットシェア生活:
玄関や共有スペースのドアは必ずオートロックに。荷物は共用部に放置しない。
ロンドンは“怖い街”ではなく、“注意深く過ごせば快適な街”
このデータを知っておくことで、
「危険を避ける」のではなく、“安全に暮らすコツ”を身につけることができます。
ロンドンは、世界でも指折りの国際都市。
たくさんの文化と機会が混ざり合うからこそ、油断しなければとても住みやすい街です。
日常のちょっとした意識が、安心できる毎日をつくります。
ロンドンで安心して暮らすための安全チェックリスト
“怖がる”のではなく、“備えて楽しむ”ための具体策
ここでは、ロンドンで部屋探しをする前後に使える
実践的な安全チェックポイント を整理します。
ポイントは、
“危険エリアを丸ごと避ける”のではなく、“危険な状況を避ける”こと です。
そのために意識したいのは、次の5つです。
持ち物の扱い
夜の移動方法
住む前の現地確認
物件のセキュリティ
エリアごとの犯罪傾向
ロンドン生活で本当に大切なのは、「危ない場所を避ける」ことよりも、
日常の中で“安全習慣”を自然に身につけること。
観光地でも、住宅街でも、通勤・通学の途中でも——
ちょっとした意識の違いが、トラブルを防ぎ、安心して過ごせる日常をつくります。
ここでは、これからロンドンに住む・滞在する日本人が実践しておきたい
5つの具体的な安全ポイントを紹介します。
最初に結論を言うと、ロンドンで安全に暮らすために一番大切なのは、
特別な防犯テクニックではなく、“小さな習慣”を持つことです。
たとえば、
バッグを前に持つ
深夜は無理して歩かない
住む前に夜の雰囲気を確認する
駅から家までのルートを見ておく
こういったことだけでも、トラブルの多くはかなり避けやすくなります。
① 混雑する公共空間では「持ち物の位置」を変える
ロンドンで最も多い犯罪の一つが“スリ・置き引き”。
駅、マーケット、観光地など「人の流れが多い場所」では、持ち物の位置管理が防犯の基本です。
スマホ・財布は後ろポケットに入れない
バッグは背負うより「前掛け」に
鞄を開けっぱなしにしない(特にマーケットやイベント)
鞄の外ポケットに貴重品を入れない
ロンドンでは「狙われてからでは遅い」ではなく、
“狙われないようにする”が最も有効な防御です。
② 夜間移動は“明るい道”と“信頼できる交通手段”を選ぶ
夜はロンドンの街並みがぐっと美しくなりますが、同時にトラブルも起きやすい時間帯です。
特に駅から自宅までの“最後の5分”は油断しがち。
暗い裏道や公園の近道は避ける
最寄駅から歩く場合は、人通りのあるメインルートを選ぶ
深夜は、UberやBoltなどの登録済みライドアプリを利用
タクシーは必ず「公式・登録ドライバー」を確認
「少しの距離だから」と思っても、疲れている夜ほど慎重に。
“安全な移動ができるかどうか”が暮らしの快適さを左右します。
③ 住む前に「夜の雰囲気」を必ずチェック
昼間は静かで良さそうに見えるエリアでも、
夜になると街灯が少なかったり、人通りが極端に減ることがあります。
下見は昼と夜の2回行く
最寄りのスーパー・駅・バス停まで歩いて雰囲気を確認
住宅前の街灯やCCTV(監視カメラ)の有無をチェック
隣人の生活リズム(学生中心/社会人中心など)も参考に
「安い家賃」「きれいな内装」だけで決めると、思わぬ不便が出るのがロンドン。
“安全×アクセス×生活動線”のバランスで選ぶのがポイントです。
④ 自宅のセキュリティを“自分ごと”にする
ロンドンの住宅は築年数が長いものが多く、鍵やドアの管理は自己責任の部分も大きいです。
外出時・就寝時は必ずロック
オートロック付き物件でも、閉まる音を確認
共有玄関や郵便受けの開閉状態をチェック
窓が簡単に開く構造なら、夜間はロックを習慣化
また、近年は「玄関前での荷物盗難(parcel theft)」も増加傾向。
宅配を受け取れない時間帯が多い場合は、宅配ボックス付き物件を選ぶのがおすすめです。
⑤ “どこで何が起きやすいか”を知っておく
ロンドンで安全に過ごす人ほど、「危険の傾向」を理解しています。
駅構内・バス停周辺:スマホのひったくり
バーやクラブ出口付近:酔客トラブルや置き引き
マーケット・観光地:カバンの開けっぱなし被害
住宅街の駐車場・裏道:車・自転車の盗難
地図アプリでルートを確認するときは、
「一番早い道」ではなく「一番安全そうな道」を選ぶ習慣を。
ロンドンは“注意深く暮らせば、安心して楽しめる街”
これらの対策は、特別なことではなく「日常のちょっとした習慣」です。
多くの日本人留学生やワーホリ滞在者も、
こうした意識を身につけることで安心してロンドンを満喫しています。
安全対策を“構え”ではなく“自然な日常動作”に変えていく——
それが、長く快適にロンドンで暮らす一番のコツです。
補足:データの正しい見方と、数字の“本当の意味”
ここまで読んで、
「数字が高いエリアはやっぱり全部危ないのでは?」
と感じる方もいるかもしれません。
ただ、ロンドンの犯罪率は
観光客・通勤客・買い物客など“住民以外の人の多さ”にも強く影響されます。
そのため、最後に
数字の見方そのもの も整理しておきます。
ここまで見てきた「◯◯件/1,000人」という数値は、同じ人口規模あたりで比較するための指標です。
つまり、「1,000人中◯人が被害に遭う」という意味ではありません。
特にロンドンの場合、
観光客・通勤者・留学生など“昼間人口が多いエリア”では、
分母(住民数)よりも実際に出入りする人の数が圧倒的に多いため、
数字上は犯罪率が高く見えてしまうことがあります。
たとえば、Westminster(ウェストミンスター)はロンドンで最も犯罪件数が多い地域ですが、実際には観光客や通勤者が日々数百万人単位で出入りしています。
つまり、「数字が高い=危険な街」ではなく、“人が多いから事件も多い”という相関があるのです。
また、犯罪率の低いエリアでも「絶対に安全」というわけではありません。
どんな地域でも、日常の注意と小さな防犯意識が最も有効な対策になります。
補足データ:
ロンドン市庁(London City Hall)の発表によると、
直近12〜24か月の間で負傷を伴う暴力事件は全32区で減少傾向にあります。
警察・自治体・地域コミュニティによる安全対策が着実に進んでおり、
街全体としては改善の方向にあります。
まとめ:知ることで「選べるロンドン生活」に変わる
ここまで見てきたように、ロンドンの治安は
“危険エリア一覧”だけで判断できるものではありません。
大切なのは、
犯罪率の数字を見ること
その数字が高くなる理由を知ること
実際の生活動線で危険を避けること
です。
つまり、
「怖いエリアを覚える」より「どう見れば危険を避けられるか」を知ること
の方が、実際の生活には役立ちます。
ロンドンには、確かに犯罪率の高いエリアがあります。
しかしそれは、「危険な街」という意味ではありません。
むしろ——
どんな街にも“安全な暮らし方”がある。
それを知って選べる人ほど、ロンドンを快適に楽しめるようになります。
特にワーホリ・留学・移住を控える方にとっては、
次の3つのポイントを意識しておくと安心です。
住みたいエリアの犯罪率・夜の雰囲気・通勤利便を事前に比較
家賃・交通費・光熱費・治安を総合的に判断
契約サポートや日本語対応がある信頼できる不動産サービスを利用
ロンドンは「危険だから避ける街」ではなく、
“理解すれば自由に楽しめる街”です。
安全情報を知り、エリアを理解し、自分に合った生活を設計する——
それが、あなたのロンドン生活を何倍も豊かにしてくれます。
最後に、ロンドンで住む場所を考えるときは、次の3つで判断するのがおすすめです。
1. 夜でも無理なく帰れるか
2. 家賃だけでなく、周辺の雰囲気まで納得できるか
3. 駅前・通勤ルート・生活動線に不安がないか
この3つを満たしていれば、
大きな失敗をする可能性はかなり下げられます。
ロンドンで「治安で失敗しない」部屋探しをしたい方へ
ロンドンは、同じエリア名でも
駅前・住宅街・夜道のルートで雰囲気が大きく変わる街です。
家賃や部屋のきれいさだけでは、
実際の暮らしやすさまでは判断しきれません。
情報不足のまま部屋を決めてしまい、後からトラブルに気づくケースも少なくありません。
特に海外での部屋探しは、日本と同じ感覚で進めるとリスクが高くなるのが現実です。
Living Hubでは、
家賃・エリア・治安・生活動線のバランス を見ながら、
日本人向けに検討しやすい物件を案内しています。
こんな方におすすめです
ロンドンで治安面の不安を減らして部屋探しをしたい
危険エリアや夜道のリスクを避けたい
日本語で相談しながら進めたい
まだエリアが完全に決まっていなくても大丈夫です。
「どのあたりなら比較的安心して暮らせそうか」から整理したい方は、LINEから気軽に相談してみてください。
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安全なエリアを選びたい方はこちら
より詳しく確認したい方は、以下の公式・準公式データもあわせて参考にしてみてください。
ただし、数字だけで判断せず、
実際の暮らしやすさ・夜道・駅前の雰囲気と合わせて見ること が大切です。





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