ロンドン治安悪いエリアを徹底解説|危険エリアの見分け方・最新データ・初心者でも判断できる基準
- Takanobu Shimanuki
- 2025年12月13日
- 読了時間: 27分
更新日:2025年12月15日
【導入】ロンドンの治安を語るとき、一番危険なのは「誤解」
ロンドンに初めて来るワーホリや留学生、駐在の方から、Living Hub には毎月100〜200件ほど「ロンドン治安」「どのエリアが危険なのか?」という質問が届きます。
Living Hub は、日本人向けに 安全性と住みやすさを軸にしたロンドン賃貸サポート を専門に行う日系サービスとして、エリア案内・物件選定・夜道の動線チェックなどを日々行っています。
そのため、ネット上では分からない “生活者目線の治安” と、Metropolitan Police が公開している “データとしての治安” の両方を蓄積しています。
◆ ロンドン治安で最も危険なのは「古い情報」や「単純な決めつけ」
ロンドン治安を調べていると、SNS やブログでよく見かけるのが、
「東ロンドン=危険」
「移民が多い=治安が悪い」
「Zone 3〜4 は危ない」
という “ざっくりしたイメージ” です。
しかし、これは実際にロンドンで暮らしてみると、ほぼ当てはまりません。
✔ 西ロンドンでも通りが一本違うだけで安全性が激変する
例:Shepherd’s Bush(W12)は駅前と住宅街で治安がまったく違う。
✔ 東ロンドンでも再開発エリアは非常に安全
例:Stratford、Royal Victoria、Canary Wharf など。
✔ 移民が多いから危険、というのは完全に誤解
犯罪率に強い相関はなく、むしろ活気があって住みやすい場所も多い。
✔ Zone(ゾーン)で治安を判断するのは意味がない
中心でも危険なエリアはある(例:Camden, Elephant & Castle)。
◆ 最新データで見えてくる「治安の本当の地図」
Metropolitan Police(ロンドン警視庁)は毎月、エリア別犯罪データを公開しています。
2023–2024 の統計を見ると、治安の悪さは “地図の色” ではなく“エリアごとの構造” に強く影響していることが分かります。
参考:Metropolitan Police Crime Data
特に犯罪が多いカテゴリは以下の4つ:
Violence & Sexual Offences(暴行・性犯罪)
Anti-social Behaviour(迷惑行為)
Drug Crime(ドラッグ関連)
Robbery(強盗)
ただし、これらは「駅前だけ高い」「商店街だけ高い」「住宅街は静か」など、同じ postcode 内でも状況が極端に違うことが珍しくありません。
◆ この記事は「どこが危険か?」ではなく「どう判断するか?」を渡す
ロンドン治安・ロンドン治安悪いエリアを調べる多くの人が求めているのは、
「ここは絶対やめたほうがいい」という NG リスト だけではありません。
本当に必要なのは、
危険な“兆候”を自分で見極めるフィルター
夜道や生活動線の安全度を判断する感覚
エリアの“空気感”を見抜くチェックポイント
データと現場の両方から判断する視点
です。
この記事では、Living Hub が毎日扱っている実務の知見と、
2023–2024 の最新犯罪データをもとに、
✔ ロンドン治安が複雑に見える理由
✔ 治安が悪いエリアの共通点
✔ データから見える危険エリアの傾向
✔ 逆に「危険に見えるけど安全」な場所
✔ 物件選びで使える治安チェックリスト
✔ 夜の歩き方・安全対策
✔ 自分で治安を判断できるようになる視点
ワーホリ・学生・初めてロンドンに来る人でも、
この記事を読み終えるころには 「治安を自分で見抜ける力」 が身につくように設計しています。
🟦 第1章|ロンドンの治安が「複雑に見える」本当の理由
ロンドンの治安は、日本の感覚で判断しようとすると必ず混乱します。
「西は安全、東は危険」「移民が多いと治安が悪い」「高い家賃のエリアなら安全」——これらは、どれも部分的には正しいものの、実際には当てはまらないケースの方が多いからです。
ロンドン治安が分かりづらい最大の理由は、“治安を決める構造が日本と根本的に違う” という点にあります。
ここを理解すると、見た目に惑わされず本質で判断できるようになります。
◆ ① 貧困率 × 住宅政策によって治安が変わる
ロンドンでは、同じ駅から徒歩5分圏内でも治安が極端に違うことがあります。
その理由のひとつが council estate(公営住宅) の存在です。
日本の公営住宅と違い、ロンドンの council estate は規模も雰囲気もバラバラで、
貧困率が高いエリア
若者が集まりやすいエリア
ギャングの縄張りに近いエリア
などが複雑に混ざっています。
つまり、「駅の近く=安全」「街が綺麗=安全」ではなく、
“住宅の種類と分布” が治安を大きく左右する のです。
◆ ② ギャング(postcode gang)構造が日本とまったく違う
ロンドンでは、若者による postcode gang(郵便番号ごとのギャング)が存在し、
縄張りの境界が治安に影響を与えています。
例えば:
若者同士の揉め事が多い道路
ある通りだけ夜に集団がたむろする
SNS を使った地域抗争が発生している
といった “局地的な治安悪化” が起きやすい。
これは観光客には分からず、地図にも載らないため、
実際に暮らす日本人が最も気付きにくいリスク です。
◆ ③ ドラッグマーケットの大きさが治安を左右する
Metropolitan Police のデータを見ると、
治安の悪いエリアの多くは Drug Crime(薬物犯罪) の件数が高い傾向にあります。
薬物マーケットがある場所には、
Drug user(使用者)
Dealer(売人)
その周辺で起こる副次的犯罪(盗難・暴行)
が集まり、治安が崩れやすくなるためです。
特に駅前・Underpass(地下通路)・バス停周辺は、
初心者が最も“安全そうに見えて危ない”場所です。
◆ ④ 昼と夜で治安が全く変わる街が多い
ロンドンは夜になると一部のエリアで雰囲気が一変します。
観光客で賑わう Camden
商店街が活発な Brixton
店舗の閉店が早い Whitechapel
昼は安全でも、夜になると Drug user が増えたり、
酔った人が道に増えたり、特定の通りだけ危険度が急上昇することがあります。
「昼の治安」と「夜の治安」を分けて考えないと、判断を誤りやすい のがロンドンの特徴です。
◆ ⑤ “同じPostcode内でも通りが違うと別世界” は当たり前
ロンドンは歴史的に住宅が細かく区分されているため、
100m 先の通りで治安が激変することも珍しくありません。
例えば:
ある道は家族世帯が多く静か
一本奥に入ると council estate が広がる
さらに進むと賭け屋(Betting shop)が密集している
ということが普通にあります。
つまり「N17だから危険」「SW9だから安全」ではなく、
“どの通りに住むか” が治安を決める と言っても過言ではありません。
◆ まとめ:ロンドン治安を理解するには「構造」を見ること
ロンドン治安は、
「エリア名の評判」や「〇〇は危険」という噂で判断しても意味がありません。
大事なのは、
その地域の住宅構造(council estate の有無)
ギャングの行動域
ドラッグマーケットの大小
夜と昼の人口変動
通りごとの空気感
こうした 構造 × 現場の雰囲気 をセットで理解すること。
次の章では、この構造をふまえた上で、
初心者でも見抜ける “治安が悪いエリアの共通点” を徹底的に解説します。
🟩 第2章|治安が悪いエリアの“共通点”|まずは見分ける力をつける
ロンドンの治安を正しく理解するためにまず必要なのは、
「危険エリアの名前を覚える」ことではなく、
“危険エリアの共通点” を理解すること です。
名前を覚えても住む場所が数百メートルズレれば意味がありませんし、
観光や夜の外出で迷い込む危険エリアを避けることもできません。
逆に“共通点”を理解していれば、
初めて歩く街でも「ここは近づかない方がいい」と判断できるようになります。
Living Hub が毎日ロンドン各地を回って見てきた経験から、
治安が悪いエリアには ほぼ例外なく共通する特徴が5つ あります。
◆ 共通点①:通りにゴミが多い(=管理が機能していない)
ロンドンではゴミ収集日の影響もありますが、
それとは関係なく 常にゴミが散乱している通り があります。
これは単に清掃が行き届いていないだけでなく、
地域の住民層
管理状態
住民のモラル
がそのまま反映されています。
特に以下のパターンは要注意:
家の前にソファ・棚などの粗大ゴミが数週間放置
ゴミ箱が常に溢れている
ゴミ袋をカラスや狐が破っていて放置されている
こうした通りは、治安が悪いエリアと高い相関があります。
なぜなら、治安の良さ=管理の丁寧さ×住民の意識 だからです。
◆ 共通点②:特定の人々が“昼も夜も”たむろしている
多くの日本人が見逃すポイントですが、
ロンドンの治安悪化の象徴は「特定の人物が場所を占拠している状態」です。
路上で一日中座り込む人
駅前やバス停に常にいる若者グループ
長時間滞在している Drug user
店の前でたむろしている行動パターンの似た人々
特に、“人数の多さ”よりも 滞留時間の長さ が重要です。
一時的に人が多いのは安全な場所でもあり得ますが、
治安の悪いエリアは「同じメンバーがずっと居る」のが特徴。
これは地域の社会問題(Drugマーケット・ギャング構造)が背景にあることが多い。
◆ 共通点③:Off Licence(深夜営業の酒屋)が異様に多い
ロンドン全域に存在する Off Licence(酒屋)ですが、
治安が悪いエリアほど 過密状態 で存在します。
その理由はシンプルで、
アルコール依存者が多い
深夜にたむろしやすい
Drug user と関連した客層が集まりやすい
という構造があるためです。
特に:
Off Licence が連続して3店舗以上並んでいる
店の前に常に人が立っている
夜間に明らかに治安が悪化する
このような通りは初心者が避けるべき代表例と言えます。
◆ 共通点④:バス停・駅前に Drug user やホームレスが常駐している
ロンドンの公共交通は便利ですが、
駅前やバス停は「治安の影響が最も表れやすい」場所です。
特に以下の特徴が揃うエリアは要注意:
Drug 使用による挙動の不安定さ
ホームレスが複数人で固まっている
昼でも酒瓶を持っている人が多い
駅構内・ホームで叫んでいる人がいる
もちろん貧困や生活困難者への理解は必要ですが、
「治安を見極める指標」としては無視できません。
住む場所を決める際に駅周辺が不安定だと、
生活全体がストレスフルになりやすいです。
◆ 共通点⑤:街灯が少なく、夜の視界が悪い
これは日本人が最も驚くポイントです。
ロンドンは街灯の照度が低いエリアが多く、
治安が悪いエリアは特に暗さが目立ちます。
住宅街に街灯がほとんどない
公園の横が真っ暗
夜は道の先が見えない
駅から家までの道が暗い
という状況は珍しくありません。
「暗い道=危険」というより、
暗さが原因で犯罪率が上がる という研究結果もあるほど。
Metropolitan Police の統計を見ると、
暴行や強盗は夜間の暗い場所で多発する傾向があります。
◆ 追加の“危険サイン”も紹介
① Betting shop(賭け屋)が密集
② 若者の肩に力が入り“territory walk”をしている
③ サイレン(救急・警察)が異常に多い
④ 近くに巨大な council estate がある
これらも Living Hub の経験上、
治安悪化の強いシグナルとなることが多いです。
◆ 第2章まとめ
ロンドン治安悪いエリアは、
「移民が多いから危険」「東だから危ない」
といった単純な話ではありません。
治安の本質は「街の構造」と「そこに集まる人の行動」で判断するもの。
ここを理解するだけで、
初めて歩くエリアでも“危険予測”ができるようになります。
次の章では、
Metropolitan Police の最新データ(2023–2024)を使って、
数字で見るロンドン治安の現実 を解説します。
🟨 第3章|データで見るロンドンの治安(2023–2024 最新)
ロンドンの治安を語るうえで重要なのは、
「印象」ではなく データ で把握することです。
SNS や口コミだけで判断すると、
「偏った情報」だけでエリアを怖がってしまったり、
逆に「危険なエリアを安全だと思い込む」ミスにつながります。
そこで本章では、
Metropolitan Police(ロンドン警視庁)
ONS(英国統計局)
が公開している 2023〜2024 最新の犯罪データ をもとに、
ロンドン治安の構造を客観的に解説します。
Living Hub が普段、物件提供の際に実際に使っている指標を
そのまま読者にも共有します。
◆ ロンドン全体で最も多い犯罪カテゴリー(2023–2024)
Metropolitan Police の統計によると、
ロンドンでは以下の犯罪が特に多い傾向があります。
▼ 犯罪カテゴリ別・発生件数(2023–2024)
Violence & Sexual Offences(暴行・性犯罪)
Anti-social Behaviour(反社会的行動)
Vehicle Crime(車への犯罪)
Drug Crime(薬物犯罪)
Robbery(強盗)
特に Violence(暴行) は深刻で、
日本の都市とは比較にならない件数が毎年報告されています。
しかし、これを「ロンドン全域が危ない」と解釈してしまうと誤りです。
重要なのは…
◆ エリアごとの犯罪率(Crime per 1,000 people)で比較すること
ロンドンの治安は「件数」よりも
人口1,000人あたりの犯罪発生率(crime rate)で見ることが大事。
同じ件数でも人口密度によって危険度の意味が変わるからです。
Metropolitan Police の crime rate を基にすると、
犯罪率の高い borough(行政区)は以下のような特徴があります:
▼ 犯罪率が高めの傾向にある地域
Westminster(観光地特有のスリ・強盗の多さ)
Camden(Camden Town 周辺の Drug・暴行)
Southwark(Elephant & Castle などの再開発エリア混在)
Lambeth(Brixton 周辺の Drug・ギャング関連)
Newham(Stratford 周辺の格差の大きさ)
Haringey(Tottenham のギャング発生地域)
これらは「治安悪い borough」というより、
一部エリアの犯罪率が平均を押し上げている ケースがほとんどです。
だからこそ borough 単位で判断するのは危険であり、
「通り単位」「駅単位」で見る必要があります。
◆ 日本人が誤解しやすいデータの読み方
① 犯罪率が高い = 住めない ではない
例:Camden(NW1)は犯罪率が高いですが、
住宅街は非常に静かで安全な場所も多い。
犯罪データは「駅周辺・観光地」に集中することが多く、
住宅街の安全性とイコールではない と理解する必要があります。
② 犯罪数が少ない = 安全 でもない
例:外側の Zone(Zone 4〜5)は犯罪が少なく見えますが、
夜は街灯が少なく人通りも少ないため、
“犯罪件数は少ないけど体感的に危険” な場所も多い。
ロンドン治安は 数字とリアルのギャップ を理解することが大切です。
③ 高犯罪エリアは“構造”で危険度が上がる
Living Hub が実際に案内を避ける理由は次のとおり:
近くに巨大な council estate(公営団地)がある
若年層の失業率が高い
Drugマーケット(カウントライン)の拠点
夜の人の入れ替わりが激しい
駅周辺にホームレス・Drug user が常駐する
これは 治安悪化の構造そのもの であり、
数字だけでは絶対に判断できません。
◆ では「危険エリア」はデータでどう判断するのか?
crime rate(1,000人当たり犯罪率)
犯罪カテゴリ(暴行・薬物・強盗が多いか)
局所的ホットスポットの有無(駅・商店街)
通りの状態(ゴミ・暗さ・人のたまり場)
この4つを総合的に見るのが正確な方法です。
Living Hub では実際にこの4つを毎日チェックして
“安全に住めるエリア”を判断しています。
◆ 第3章まとめ
ロンドン治安は、
データだけでも判断できないし、
体感だけでも判断できない。
重要なのは、
「数字 × 現場の構造 × 通りの空気」 の3つ。
次の章では、
犯罪データと現場感を統合した「治安が悪いとされる代表エリア」 を
構造ごとに詳しく紹介します。
🟧 第4章|ロンドンで治安が悪いとされる代表エリア(理由と構造で理解する)
ここでは、ロンドンで「治安が悪い」と言われる代表的なエリアを扱います。
ただし Living Hub は “エリアを丸ごと否定する” ことはしません。
ロンドンの治安は 通り単位・駅単位で大きく変わる ため、
「危険と言われる“理由”」を理解するほうが100倍価値があるからです。
以下では、実際の犯罪データ(2023–2024)および
Living Hub が毎日街を歩きながら感じている“現場の空気”をもとに解説します。
◆ 1. Tottenham(N17):ロンドン屈指の「ギャング構造エリア」
Tottenham はロンドン北部にあり、
歴史的に postcode gang(郵便番号ごとの若者ギャング)の
縄張り問題が深い地域です。
治安が不安定になりやすい理由
Drugマーケットが大きい
失業率が高く、若年層のストレスが大きい
駅周辺にたまり場ができやすい
夜は徒歩移動が現地人でも避けるレベル
Metropolitan Police のデータでも
Violence(暴行)・Robbery(強盗)・Drug crime が高い傾向があります。
ただし、Tottenham Hale の再開発地区は別世界で安全。
区画ごとの差が極端な典型エリアです。
◆ 2. Brixton(SW2 / SW9):活気の裏にある Drug 関連の多さ
Brixton は音楽・文化が豊かで魅力的な街ですが、
同時にロンドンでも屈指の Drug-related crime の多さで知られています。
危険度が上がるポイント
夜間の駅前は Drug user が非常に多い
暴行事件の報告数も高い
ナイトクラブ周辺は週末に治安が乱れやすい
街としての魅力は大きく、日中は安全ですが、
夜の駅前だけはロンドン初心者には強く不向き。
◆ 3. Peckham(SE15):昼と夜で表情が大きく変わる街
近年カフェやアートが増えて人気が高まっていますが、
Peckham は夜になると治安が一気に変化します。
治安が不安定な理由
商店街での反社会的行為が多い
駅前に Drug user が集まりやすい
夜は街灯が少なく、視界が悪い
Peckham の住宅街は落ち着いている場所も多い一方、
駅前〜商店街の夜の空気 は初心者には厳しい環境です。
◆ 4. Harlesden(NW10):通りによって安全度が激しく変わる
Harlesden はロンドン西北部に位置し、
“ロンドンで最も通りの差が激しいエリア” と言われるほど
場所によって雰囲気が変わります。
要注意ポイント
Off Licence(深夜営業の酒屋)が非常に多い
バス停周辺のたまり場
Drug関連の事件率が高い
夜になると人気が急に少なくなる通りが多い
一方で、
住宅街の中には非常に静かで住み心地の良いエリアもあるため、
“通り単位で安全度が変わる”典型例と言えます。
◆ 5. Stratford(E15):再開発で安全になった場所と、残る課題の差
Stratford は Westfield や Olympic Park など大規模再開発で
ロンドンの中でも急速に人気上昇中のエリアです。
しかし同じ Stratford でも、
「E15 の北側」「駅周辺の一部」「古い住宅街」の一部は
依然として治安面に不安があります。
危険度が残る理由
大型ターミナル駅ゆえ、人の流動が激しい(犯罪が発生しやすい構造)
夜間の駅前に Drug user が集まりやすい
再開発エリアの外側は貧困層が多い地域が残る
再開発区域は非常に安全で、
ギャップが大きすぎるのが Stratford の特徴。
◆ 6. Edmonton(N18):過去数年で急増した犯罪エリア
2023–2024 のデータで犯罪増加が目立つのが Edmonton。
理由は以下:
低所得層が集中する地区構造
ギャング同士のトラブル
深夜の商店街での暴行・強盗
ロンドン北部の中でも
“Living Hub が物件紹介を避けるエリアの代表”です。
◆ 7. Barking(IG11):家賃の安さの裏に存在する治安の課題
Barking はロンドンで 最も家賃が安い地域の1つですが、
その理由が治安にも直結しています。
治安が悪いと言われる背景
商店街の Drug activity
夜は駅周辺が荒れやすい
若者ギャングの活動エリアが点在
路上での反社会的行動(詐欺・呼び込み)が多い
ただし形成されている住宅街は「静かで安全」な通りも多く、
“良い通り”と“悪い通り”が極端に混在しています。
◆ 第4章まとめ:エリアは“丸ごと危険”ではない
本章で紹介したエリアは「治安悪いエリア」として話題になりやすいですが、
実際には 構造的に危険度が高い区画が存在する という意味です。
ロンドン治安は…
通り単位で変わる
駅周辺と住宅街で変わる
昼と夜でまったく変わる
…ため、
「エリア名だけ」で判断するのは最も危険な判断方法です。
次章では、反対に:
👉「危険に見えるけど実は安全」
👉「データでは危険でも生活上は問題ない」
こうした誤解されやすいエリアを解説します。
🟫 第5章|危険に見えるけど実は安全なエリアの見分け方
ロンドンには、「見た目の雰囲気だけで損をしているエリア」が存在します。
治安を心配する日本人がまず避けがちな場所の中にも、
実際には長年住む人が多く、生活に全く問題がない“安全エリア” が多くあります。
Living Hub でもこうした誤解は頻繁に見られ、
「名前だけで判断して良い部屋を逃す」人は非常に多いです。
この章では、
『危険に見える理由』と『実際に安全である理由』
をセットで理解できるように整理します。
◆ Whitechapel(E1)|昼と夜のギャップが大きい → 初心者には誤解されやすい
Whitechapel は名前の印象だけで「怖い」と思われがちですが、
実際には 現地の若者・留学生・働くプロフェッショナルが多く住む人気エリア です。
誤解される理由
メインストリートの雰囲気が雑多で、店が多い
夜になると人通りが少なく見える通りがある
多文化エリアで、慣れない人には「違和感」がある
実際に安全な理由
住民層の多くは働く若者・学生で生活水準が高い
駅周辺は常に人が多く明るい
夜でもタクシーやUberがすぐつかまる
市場と商店街があり、生活利便性が非常に高い
見た目の賑やかさ=治安が悪い ではない典型例です。
◆ Camden Town(NW1)|観光地の犯罪件数が“治安悪い”と誤解される
Camden は観光地として有名で、犯罪統計上は数値が高くなりがちです。
しかし Living Hub は Camden を “生活するエリアとしては安全側” と判断しています。
数値が悪く見える理由
観光客が多すぎて窃盗が発生しやすい(=観光地あるある)
週末はナイトライフで人が増える
統計上、訪問者のトラブルも地域の数字に含まれる
実際に安全な理由
住宅街は驚くほど静かで落ち着いている
周辺のPrimrose Hill や Kentish Town は人気の高級住宅地
夜道も明るく、店が多く、治安が安定しやすい
観光地と生活圏がくっきり分かれるエリアです。
◆ Shepherd’s Bush(W12)|駅前の雑多さだけで判断してはいけない
Shepherd’s Bush は「雑多で怖そう」と第一印象で避けられがちですが、
実際には ロンドン西部の優良住宅エリアに隣接する安全な地域 です。
誤解ポイント
Westfield(大型商業施設)周辺がいつも混雑している
駅前に店が多く、初見だと落ち着かなく感じる
一部の商店街は古くて雰囲気が“荒れて見える”
実際は安全な理由
少し歩くと高級住宅街の Holland Park や Brook Green が広がる
住民層が安定しており、通りの清掃状態も良い
バス・電車・Overground のアクセスが優秀
「外からの見た目」と「住んでみた実感」が最も異なるエリアの1つです。
◆ Deptford(SE8)|昔のイメージが残っているだけで、今は人気エリア
Deptford は昔の治安の悪いイメージが残っていますが、
近年の再開発で若いプロフェッショナルに人気の安全エリア へ変化しています。
誤解される理由
Graffiti(落書き)が多く「荒れて見える」
ナイトライフのエリアがある(騒がしいだけで危険ではない)
実際は安全な理由
学生・若者・アーティストが多く、治安は安定
River Thames 付近は新築マンションが多く非常に静か
駅周辺が明るく歩行者が多い
◆ 第5章まとめ:『見た目』と『治安』は別物
ロンドンの治安を判断するうえで、もっとも危険なのは
「直感だけで判断すること」 です。
店が多くても治安は悪くない
多文化エリア=危険ではない
観光客が多い=住むと不便ではない
むしろ Living Hub の利用者が安全に暮らしているエリアの多くは
「第一印象では少し不安に見える場所」です。
次の第6章では、
👉 “物件選びで治安を見抜く”ためのチェックリスト
を体系化して解説します。
🟪 第6章|物件選びで“治安を見抜く”ためのチェックリスト
ロンドンでの部屋探しにおいて、
「家そのものより“家の周辺環境”が安全かどうか」 が、最終的な満足度を大きく左右します。
Living Hub でも、治安トラブルを経験した人の多くが
「家は良かったけど、夜道が怖い」「駅〜家の動線が悪かった」
という理由で後悔しています。
この章では、誰でも今日から使える
“ロンドン治安を見抜くチェックリスト”
をまとめました。
◆ ① Google Map ストリートビューで見るべき 6つのポイント
物件探しの段階で最も大切なのは、オンラインで “予習” をしておくことです。
チェック項目は以下:
1. 通りの清掃状態
ゴミが散乱している → 管理が行き届かず、住民層の質も低い傾向。
2. 家の前に放置されている粗大ゴミがないか
住民のモラルがわかる。散らかっているエリアはトラブル率が高い。
3. 街灯の数・明るさ
実は最重要。
街灯が暗い or 少ない通りは、夜間に不安を感じやすい。
4. Off Licence(深夜営業の酒屋)が集中していないか
複数ある場合、夜に騒がしい & 人の入れ替わりが多く治安が不安定。
5. Betting shop(賭け屋)が密集していないか
ギャンブルショップは “治安の悪化ポイント” と強い相関がある。
6. 駅からの動線が開けているか
狭い路地を通る必要がある物件は、初心者には不向き。
ストリートビューだけでも、住民層・町の管理レベルがほぼ読み取れます。
◆ ② 夜道の“動線”を確認する|安全なルートは1つでいい
ロンドンに住む上で絶対に欠かせないのが
駅〜家の夜道ルート の確認です。
特にチェックすべきは:
街灯が十分にあるか
人通りが途切れないか
店が閉まったあとでも“死角”がないか
裏路地を通る必要がないか
Living Hub では、紹介する物件の9割以上で
夜道の安全性を Google Map と現地情報の両方からチェック しています。
あなたが内見する場合でも、
必ず “夜に近い時間帯”(18〜22時)の雰囲気を見る
ことを強く推奨します。
昼だけ見て判断するのは、治安トラブルの最大要因です。
◆ ③ 周辺の店舗を見ると“治安レベル”が一瞬でわかる
治安は 店の種類 を見るとすぐに判断できます。
安定しているエリアの特徴
Sainsbury’s / Tesco Express がある
Coffee shop(独立系)が多い
クリーニング店・ベーカリーが多い
→ 住民の生活水準が高く、治安が安定しやすい。
注意が必要なエリアの特徴
Off Licence が2〜3軒以上密集
Betting shop が複数
シャッター街が多い
ケバブ屋が深夜3時まで営業(騒音が出やすい)
→ 夜にトラブルが起きやすい。
店を見るだけで、そのエリアの生活レベルがはっきりわかります。
◆ ④ Council Estate(公営住宅)の位置を確認する
Council estate 自体が悪いわけではありません。
問題は、大規模団地が物件のすぐ隣にある場合。
理由:
住民の年齢層が若い層に偏る
夜間の騒音・たまり場ができやすい
エリア全体の “空気感” が荒れやすい
ストリートビューで、
大規模団地が近くにないか
は必ず確認してください。
◆ ⑤ サイレン(警察・救急)が頻繁に聞こえるエリアは注意
治安が不安定なエリアは、
夜間のサイレン(police・ambulance)が明らかに多い です。
Living Hub の相談者の多くが
「眠れない」「いつもサイレンが鳴っている」と話します。
オンライン内見ではわからないので、
できれば 物件周辺を歩いて肌で感じる時間を作ること をおすすめします。
◆ 第6章まとめ:治安は“地図ではなく周辺環境”で判断する
安全な物件を選ぶために必要なのは、
家の中を見る前に“周辺環境のチェック”を優先すること。
この章のチェックリストを使えば、
ロンドン初心者でも治安判断のミスが格段に減ります。
次の第7章では、
👉 ロンドンで安全に暮らすための具体的な行動戦略
を解説します。
🟦 第7章|ロンドンで“安全に暮らす”ための行動戦略
ロンドンの治安を理解することは大切ですが、
本当にあなたを守るのは「行動の質」です。
Living Hub でも過去の相談者を見ていて強く感じるのは、
「治安が悪いエリアに住むから危険なのではなく、危険な行動を知らずにしてしまうから危険」
というケースが非常に多いということ。
この章では、渡英直後のワーホリ生・留学生・駐在の方でもすぐ実践できる
“ロンドンで安全に暮らすための具体戦略”
をまとめます。
◆ ① 夜の移動は「徒歩・バス・Uber」の基準を持つ
ロンドンでは深夜に歩く距離が長くなるほどリスクが高まります。
そのため Living Hub では、以下の基準を“安全ライン”として伝えています。
✔ 徒歩でOKな基準
街灯がしっかりある
住宅街で一定の人通りがある
裏路地を通らない
家まで一直線に帰れる
✔ 徒歩は避けるべきケース
家までの道が暗い/狭い
公園を横切る必要がある
近くにパブや酒屋が多い
夜に酔った人が集まる場所がある
✔ Uberを使うべき場面
夜22:30以降の帰宅
バス停から家までの道の治安が不安
荷物が多い日
初めて歩くルート
✔ バス利用で注意したいこと
2階席は基本的に避ける(スリ・深夜トラブルの回避)
人が少なすぎるバスを選ばない
降車ボタンを早めに押す(急に立ち上がるのは危険)
「バス・Uber・徒歩」を状況に応じて使い分けることが、安全な生活の第一歩です。
◆ ② 日本人が狙われやすい理由を理解する
ロンドンに来たばかりの日本人は、
“犯罪者にとってターゲットにしやすい特徴”
を多く持っています。
具体的には:
持ち物がきれいで新しい
スマホを手に持ちながら歩きがち
防犯意識が低く、周囲の警戒が弱い
バッグを身体の外側に背負う
「危険サイン」を見抜く経験が少ない
特に多いのは
スマホのスリと、ひったくり(E-bike やE-scooterによる)。
対策として:
スマホは “胸の高さの内側” で扱う
ポケットに入れない
バッグは必ず身体の前に持つ
自転車が背後から来る音に意識を向ける
こうした小さな習慣が被害を大幅に減らします。
◆ ③ 駅・バス停でやってはいけない行動
ロンドンの盗難の約40%以上は、
駅・バス停・電車内 で起きています。
以下は “やってはいけない行動リスト”:
ホームの端でスマホを操作する
バス停でスマホを手に持ったまま立つ
電車内でバッグを網棚に置く
降車時に後ろを確認しない
不自然に近づく人を無視する
逆にすべきなのは:
スマホは両手でしっかり持つ
バッグは前に抱える
人が少ない車両を避ける
降りる駅の1つ前から周囲を確認する
“避けるべき行動” を知るだけで、トラブルはほぼ防げます。
◆ ④ 危険エリアに行く必要があるときの対策
旅行・仕事・友人訪問などで、
治安が悪いエリアへ行かざるを得ないこともあります。
その場合は以下を徹底してください。
明るい時間帯だけ動く
帰りは必ず Uber を使う
大きく見えるアクセサリーを外す
バッグはファスナー付き+身体の前
スマホは必要なとき以外取り出さない
歩きながら地図を見ない(立ち止まって確認)
特に「歩きスマホ×治安悪いエリア」は、
ロンドンで最も危険な行動のひとつです。
◆ 第7章まとめ:安全な生活は“地図”ではなく“行動”で作る
ロンドンの治安はエリアごとに差がありますが、
最終的に身を守るのはあなた自身の行動パターン。
夜の移動を最適化する
スマホ・バッグの扱いを変える
危険サインを事前に察知する
この3つを意識するだけで、
ロンドンでの安全性は驚くほど高まります。
次の第8章では、
👉 治安を「地図」ではなく「見分ける力」で理解する重要性
をまとめます。
🟩 第8章|結論:治安の「地図」ではなく「感覚」を持つこと
ロンドンの治安について調べていると、
「危険エリア一覧」という形でまとめられた情報をよく見かけます。
たしかに参考にはなりますが、Living Hub が毎日現場で感じているのは、
“治安は地図では判断できない”
という現実です。
同じ Postcode でも、
1本裏道に入るだけで雰囲気が一気に変わることは珍しくありません。
▼ その理由
ドラッグスポットの移動
ギャングの行動域の変化
店舗(Off Licence・Betting Shop)の出店と閉鎖
住宅開発による住民層の変化
近くの駅の治安対策が入るタイミング
大学や大企業の進出による人口流動
こうした「治安を動かす要因」は常に変化しており、
数年前の治安マップは、今のロンドンではそのまま通用しません。
◆ “治安の一覧”よりも大切なのは「判断基準」
この記事で最も伝えたいことは、
危険エリアを覚えることではなく、
自分で治安を判断できる軸を持つこと です。
第2章で紹介した
「治安が悪いエリアの共通点」を理解していれば、
あなたは初めて歩く街でも、以下が自然に判断できます。
“なんとなく嫌な空気”の正体
夜に歩いてはいけない道
住んではいけない物件の周辺環境
逆に、見た目はゴチャついていても安全な街
ロンドンはエリアの色がくっきり分かれているようでいて、
実は「良い通り・悪い通り」が混ざり合っています。
だからこそ地図ではなく、
空気・動線・人の流れを読む力 が必要になります。
◆ Living Hub が「治安」を特に重視する理由
多くの日本人が最初にトラブルに遭うのは、
治安の悪いエリアに住んだからではありません。
“選び方を知らずに、危険な道を毎日歩く生活になってしまうから” です。
ロンドン生活で長く快適に暮らすためには、
家賃よりも部屋の綺麗さよりも、
「生活動線の治安」が最重要 だと考えているからです。
◆ 最後に:あなたの生活を守るのは「判断力」
ロンドンは多様性に溢れ、刺激的で素晴らしい街です。
しかし同時に、治安や犯罪構造は日本とは全く異なり、
“知らないこと”がリスクになる世界 でもあります。
この記事を読んだあなたは、
もう「治安の地図」に振り回される必要はありません。
今日からは、
✔ 通りの様子
✔ 人の歩き方
✔ 店舗の種類
✔ 夜の静けさ or 騒がしさ
✔ 街灯と視界の明るさ
これらを見て、自分の感覚で判断できるようになります。
あなたのロンドン生活が、
安全で、快適で、充実したものになることを願っています。
次は 最終セクション(CTA) に進みます。
🟥 CTA|ロンドンで“安全に”部屋を探したい人へ
ロンドンはエリアごとに治安が大きく変わり、
同じ駅でも「出口が違うだけ」で雰囲気が別世界になる街です。
家賃や室内写真だけでは、その違いは絶対に判断できません。
Living Hub では、
治安 × 家賃 × 生活動線 を総合的にチェックした上で
“安全に暮らせる物件だけ” を厳選して紹介しています。
✔ £800〜£1,000の安全・清潔物件のみ
✔ 日本人が安心して住めるエリアに特化
✔ 写真詐欺ゼロ(現地で全物件チェック)
✔ 夜道の治安まで1件ずつ確認
✔ LINEで24時間いつでも相談可能
✔ ワーホリ・留学生・社会人の相談実績多数
「どのエリアなら安心して住める?」
「この家、治安的に大丈夫?」
そんな疑問があれば、まずは気軽にご相談ください。
LINEで無料相談できます。





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