イギリスで保証人がいない場合はどうする?UK保証人サービスとデポジット負担を抑える方法
更新日:10月1日
イギリスで部屋探しをしていると、
「家賃も予算内」
「ロケーションも理想に近い」
「部屋も気に入った」
という物件が見つかったにもかかわらず、最後の審査段階で、
「現在働いていないため難しい」
「イギリス在住の保証人が必要です」
「学生の場合は保証人が必要です」
などと言われ、契約を諦めなければならないケースがあります。
特に、
これからイギリスへ渡航する方、
YMSなどで渡英したばかりの方、
学生の方、
自営業・フリーランスの方などは、
UKでの収入実績や保証人をまだ持っていないことも珍しくありません。
例えば、こんな経験はありませんか?
ロケーション・家賃・部屋の条件はすべて気に入っているのに、現在働いていないことを理由に契約できなかった
家賃の安い物件を見つけたのに、学生であることを理由にイギリス在住の保証人を求められた
渡英前に部屋を決めたいのに、イギリス在住の保証人を求められる物件ばかりで進められない
渡英直後でUKでの収入実績がなく、気になる物件の審査条件を満たせない
物件自体は契約できそうだが、家賃に加えてまとまったデポジットを支払うと、渡英直後の生活資金がかなり減ってしまう
こうした場合でも、必ずしも「別の物件を探すしかない」というわけではありません。
現在Living Hubでは、
提携先がUK保証人として保証を提供してくれるGuarantorサービスや、
入居時に自分で支払うデポジットを抑えられるDeposit Shareという選択肢があります。
この記事では、これらの仕組みや費用だけではなく、
「そもそも利用する価値があるのか?」
というところまで含めて解説します。
UK保証人がいないと、なぜ物件を借りられないことがあるの?
イギリスの賃貸では、物件を申し込んだからといって、そのまま契約できるわけではありません。
多くの場合、契約前に収入や就業状況などを確認するReferencing(審査)が行われます。
その審査基準は、Landlordやエージェント、物件によって異なります。
十分な収入が確認できればUK保証人なしで契約できることもありますが、収入条件を満たさない場合や、学生、渡英直後、就業開始前などの場合には、UK保証人を求められるケースがあります。
ここで問題になるのが、
「イギリス在住の保証人をお願いできる人がいない」
というケースです。
日本に家族がいても、Landlord側が求めているのがUK在住の保証人であれば、日本の家族では条件を満たさないことがあります。
その結果、
「本当はこの物件に住みたいけれど、保証人がいないから別の部屋を探す」
ということが起こります。
ただ、本来あなたが物件を選ぶ基準は、
「保証人がいるかどうか」
ではないはずです。
家賃、ロケーション、通勤時間、部屋の広さ、専用バスルームの有無、シェア人数、入居時期など、
自分が実際にそこで生活するうえで大切な条件
で選びたいはずです。
そこで選択肢のひとつになるのがUK保証人サービスです。
UK保証人サービスとは?
UK保証人サービスは、条件を満たした場合に、提携先が申込者のUK guarantorとして保証を提供するサービスです。
今回Living Hubから案内できるStandardタイプでは、料金は年間家賃の6%で、12か月分の家賃保証が提供されます。
利用者は通常どおり毎月Landlordへ家賃を支払い、万が一支払いができなくなった場合には、保証人側が契約条件に基づいてLandlordに対する保証を行う仕組みです。料金は入居時に一度支払います。
このサービスでは、
学生、New to the UK、自営業・フリーランス、Universal Credit / DSSを利用している方なども対象になります。
つまり、
「通常の審査ではイギリス在住の保証人が必要と言われた人にも、別の審査ルートを用意するサービス」
と考えると分かりやすいでしょう。
6%の保証料は「ペナルティ」なのか?
ここは、UK保証人サービスを考えるうえで一番重要なポイントです。
年間家賃の6%と聞くと、
「保証人がいないだけで、追加料金を払わなければならないのか」
と感じるかもしれません。
確かに、Guarantorサービスを利用しなければ発生しない費用です。
そのため、
通常の審査を問題なく通過できる人が、わざわざ利用する必要はありません。
ただし、物件選びでは「保証料だけ」を切り離して考えるのではなく、
その費用を払うことで、どの物件を選べるようになるのか
まで含めて考えることが大切です。
「保証人がいないから妥協する」必要がなくなる可能性がある
例えば、あなたが次の2つの物件で迷っているとします。
Aの物件は月£800。
家賃も予算内で、通勤もしやすく、部屋も気に入っています。
ただし、契約にはイギリス在住の保証人が必要です。
一方でBの物件は月£850。
UK保証人は必要ありませんが、Aより少し家賃が高く、ロケーションや部屋もAほど気に入っていません。
このとき、
「保証人がいないからBを選ぶしかない」
とは限りません。
Aの物件で年間家賃の6%のGuarantorサービスを利用すると、
月家賃£800 × 12か月 = £9,600
Guarantor feeは、£9,600 × 6% = £576
年間合計は、£10,176です。
これを12か月で割ると、実質的には月あたり約£848です。
一方、£850の物件を12か月借りると、
月家賃£850 × 12 = £10,200
つまりこの例では、
£800の気に入った物件+Guarantorサービス
と、
£850の保証人不要物件
で、年間総額はほぼ同じになります。
もちろん、すべてのケースでGuarantorを使った方が安くなるわけではありません。
ただ、
「6%余計に払う」
だけではなく、
「6%を払うことで、自分が本当に住みたい物件を選べる」
という視点で考えると、意味が大きく変わります。
保証サービスの価値は「保証人」だけではなく、物件の選択肢
例えば、
保証人なしで借りられる物件を探した結果、
通勤時間が片道30分長くなる。
希望していたZone2ではなく、かなり郊外になる。
専用バスルームを諦める。
月£50〜£100高い物件を選ぶ。
こうした妥協が発生するのであれば、
Guarantorサービスの費用を払ってでも、自分が気に入った物件を選ぶ方が合理的なことがあります。
特に、毎日の通勤時間や部屋の快適さは、1年間の生活全体に影響します。
月額家賃だけではなく、
「1年間どのような生活をすることになるのか」
まで含めて考えるのがおすすめです。
その意味ではGuarantorサービスは、
保証人の有無によって物件選びを狭めないための選択肢
と考える方が実態に近いでしょう。
Guarantor Enhancedという選択肢もある
Standardとは別に、Enhancedタイプもあります。
Enhancedでは、料金は年間家賃の7.5%。
12か月の保証が付き、保証人側からLandlordへ6か月分の家賃を年2回、前払いする仕組みになっています。
入居者自身は通常どおり毎月家賃を支払います。
Landlord側からすると、まとまった家賃を前払いで受け取れるため、より慎重なLandlordに対して契約を進めやすくなる可能性があります。
ただし、すべての人がEnhancedを使う必要があるわけではありません。
通常はまずStandardで条件を満たせるかを確認し、
物件やLandlord側の条件によって必要な場合にEnhancedを検討する、という考え方で十分です。
学生・求職中・渡英前でも利用できる?
提携先のGuarantorサービスでは、学生やNew to the UK、自営業者なども対象になります。
そのため、
「学生だから絶対に無理」
「まだイギリスで働いていないから絶対に無理」
というわけではありません。
一方で、これは「無審査」という意味ではありません。
実際には申込者の状況や家賃とのバランスなどを確認したうえで利用可否が決まります。
物件側の条件によっても対応が異なるため、
「自分の場合は使えるのか?」
については、個別に確認するのが一番確実です。
Living Hub掲載以外の物件でも相談可能!
Guarantorサービスについては、
Living Hub掲載物件だけに限定されるわけではありません。
他のプラットフォームなどで見つけた物件についても、保証人サービスのみ利用できるケースがあります。
例えば、
SpareRoomで気に入った部屋を見つけた。
Landlordとも話が進んでいる。
しかし最後に「UK在住のguarantorが必要」と言われた。
こうした場合でも、
「保証人がいないので諦めます」
と決める前に、一度Living Hubへ相談していただく価値があります。
物件の条件などを確認したうえで、保証人サービスを利用できる可能性があるか確認します。
もうひとつの問題|デポジットの初期負担
UK保証人とは別に、ロンドンで部屋を借りるときに負担になりやすいのがデポジットです。
通常の賃貸では、入居時にまとまったデポジットを支払う必要があります。
一般的には最大5週間分程度の家賃がデポジットとして必要になるケースが多いです。
例えば月£1,000の物件であれば、家賃とは別にまとまった資金が必要になります。
特に、
渡英したばかりで生活用品を揃える必要がある。
仕事が始まる前でまだ給与を受け取っていない。
日本からの引っ越し費用や航空券で大きな出費があった。
という人にとって、デポジットとして数百〜£1,000以上を長期間預けることは大きな負担になることがあります。
そこで選択肢になるのがDeposit Shareです。
Deposit Shareとは?
Deposit Shareでは、通常必要になるデポジットのうち、
入居者が15%
を負担し、
サービス側が残りの85%
を負担します。
Landlord側には通常どおりデポジット100%が渡る仕組みです。
つまり、
「Landlordが受け取るデポジットが15%になる」わけではありません。
Landlordは通常と同じ100%分のデポジットを受け取り、入居者側だけが最初に用意する現金を抑えられます。
自分が支払った15%は「手数料」ではない
ここも重要です。
入居者が支払う15%は、サービス利用料ではありません。
自分自身のデポジットとして扱われ、契約終了時には、通常のデポジットと同様に精算されたうえで返還される仕組みです。
一方で、Deposit Shareには別途one-off service feeがあります。
このサービス料は入居時に支払う費用であり、デポジットとは別です。
そのため、
「Deposit Shareならデポジットが85%安くなる」という理解は正しくありません。
より正確には、
入居時に自分のお金をデポジットとして長期間拘束される金額を減らせるサービス
です。
Deposit Shareの価値は「安くすること」ではなく、手元資金を残せること
例えば、渡英直後に£1,000近いデポジットを支払う場合、
そのお金は契約終了まで自由に使えません。
もちろん通常のデポジットも、問題がなければ契約終了時に返ってきます。
ただ、
「1年後に返ってくる£1,000」
と、
「今、手元にある£1,000」
では、渡英直後の価値が大きく違うことがあります。
最初の1〜2か月は、
交通費
家具
生活用品
携帯電話
食費
仕事を始めるまでの生活費
など、何かと出費が重なります。
そうした時期に手元資金を残しておきたい人にとっては、
Deposit Shareのサービス料を払ってでも、まとまった現金を手元に残すことに価値がある場合があります。
一方で、
「十分な貯金があり、デポジットを全額払っても全く問題ない」
という人であれば、通常のデポジットの方がシンプルなケースもあります。
Deposit Shareも、
全員が利用すべきサービスではありません。
自分のキャッシュフローとのバランスで判断するものです。
GuarantorとDeposit Shareは、解決している問題が違う
GuarantorとDeposit Shareは一見似ていますが、役割は違います。
UK保証人サービス | Deposit Share | |
主に解決する問題 | UK保証人がいない・審査条件 | デポジットの初期負担 |
自分が支払うもの | 保証サービス料 | デポジット15%+サービス料 |
主な価値 | 選べる物件の幅を広げる | 入居時の手元資金を残す |
返金 | 保証料は基本的に返金されない | 自分の15%分は通常の精算後に返還対象 |
Landlord側 | UK guarantorによる保証 | デポジット100%を受け取る |
そのため、
UK保証人がいないことだけが問題ならGuarantor。
デポジットの一括支払いだけが問題ならDeposit Share。
両方が問題になっている場合には、両方を組み合わせる
という考え方になります。
Living Hubでは、保証人なし・デポジットなしで契約できる物件もあります
もちろん、ロンドンのすべての物件でGuarantorサービスが必要なわけではありません。
Living Hubでは複数の提携エージェントと継続的に連携しており、物件やエージェントの審査基準によっては、UK保証人がいない方でも申し込みできる物件があります。
また、デポジット£0で入居できる物件を取り扱っていることもあります。
そのため、
「Living Hubを使う=GuarantorやDeposit Shareを使わなければならない」
ということではありません。
大切なのは、
自分が希望する条件の物件をできるだけ自由に選べること
だと考えています。
Living HubがGuarantor・Deposit Shareを案内する理由
Living Hubは、現在取り扱い物件は約100件ほどで、ロンドンの他の不動産会社と比較しても、数多くの物件を取り扱っています。
ただ、それでもロンドン中のすべての物件を掲載しているわけではありません。
当然ながら、
SpareRoomで見つけた物件、
別の不動産会社が扱っている物件、
個人Landlordが募集している物件など、
Living Hub以外にも多くの選択肢があります。
Living Hubとして目指しているのは、
「Living Hubが持っている物件の中から選んでもらうこと」だけではありません。
日本からイギリスへ挑戦する方が、
家賃、立地、部屋の条件など、自分に合った住まいをできるだけ自由に選べるようにすることです。
もし、
「この物件に住みたい」
と思える部屋が見つかっているのであれば、
UK保証人がいないという理由だけで諦める必要はないかもしれません。
同じように、
「この部屋に入りたいけれど、最初のデポジットだけが重い」
という理由だけで、物件自体を諦めなくてもいい可能性があります。
GuarantorやDeposit Shareは、
その選択肢を広げるための手段のひとつ
です。
今後Living Hubとしても、提携物件の拡大だけではなく、こうした仕組みも含めて、
日本人の方が保証人や初期費用という条件だけで物件の選択肢を狭めず、
より自分の希望に合った住まいを選べる環境
を広げていきたいと考えています。
こんな方は一度相談してみてください
特に、次のような状況であれば、物件を諦める前に一度相談してみる価値があります。
家賃・ロケーション・部屋の条件を気に入っているのに、UK保証人がいないことだけが理由で契約できない
求職中のため、気に入った物件の審査を進められないと言われた
学生という理由でUK保証人を求められた
渡英前に部屋を確保したいが、UK保証人を求められる物件ばかりで困っている
渡英したばかりで、UKでの就業歴や収入実績がまだ十分にない
SpareRoomなどで気に入った物件を見つけたが、最後にUK保証人が必要と言われた
気に入った物件はあるものの、デポジットまで全額支払うと渡英後の生活資金が少なくなってしまう
保証人がいないことを理由に、家賃・立地・部屋の条件を妥協しようとしている
特に最後のケースは、Guarantorを検討する価値があります。
「保証料を払うかどうか」だけではなく、
その費用を払うことで、1年間住む物件の質や生活条件をどこまで維持できるのか
という視点で考えてみてください。
ご利用前の注意事項
本記事は、Living Hubの提携先を通じて利用できるUK保証人サービスおよびDeposit Shareについて、一般的な仕組みを分かりやすく紹介することを目的としています。
実際の利用可否は、物件、Landlord、エージェント、申込者の収入・就業状況、家賃、審査結果などによって異なります。
また、すべての物件でGuarantorサービスやDeposit Shareを利用できることを保証するものではありません。
料金、審査条件、サービス内容などについても今後変更される可能性があります。
本記事に記載している内容は、審査通過や賃貸契約成立を保証するものではありません。
実際にサービスを利用する場合は、お申し込み前に最新の料金、利用条件、契約内容などを必ずご確認ください。
UK保証人やデポジットで困っている方はLiving Hubまでご相談ください
「自分の場合、このサービスを使えるのか分からない」
「すでに気になる物件があるけれど、UK保証人がいない」
「学生・求職中でも利用できるのか確認したい」
「デポジットの負担をもう少し抑えたい」
という場合は、Living Hubまでお気軽にお問い合わせください。
現在検討している物件がある場合は、
物件情報、家賃、現在の就業・学生状況、UK保証人の有無などをお送りいただければ、利用できる選択肢があるか確認いたします。
Living Hub掲載物件についてはもちろん、
SpareRoomなどでご自身で見つけた物件についても、UK保証人サービスのみ利用できる場合があります。
保証人がいないことや、最初のデポジットが高いことだけを理由に、
本当に住みたい物件を最初から諦める必要はないかもしれません。
まずは一度、今の状況をご相談ください。
気になっている物件がある場合は、物件URLと現在の状況をお送りください。
サービスの詳しい資料はこちら
より詳しい仕組みやサービス内容を確認したい方は、以下の資料もご覧いただけます。
※資料は英語です。ご不明な点があればLiving Hubまでお気軽にお問い合わせください。
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