ロンドンの部屋探しは日本からできる?渡航前に決めるのが合理的な理由と安全な進め方
- 2025年10月17日
- 読了時間: 14分
更新日:1 日前
ロンドンの部屋探しは日本からできる?渡航前に決めるのが合理的な理由と安全な進め方
ロンドンの部屋探しは、日本にいながら進めることができます。
特に、渡航前に短期の家を決めておくことで、
ホテル代・外食費・移動コストを大きく抑えながら、スムーズに生活をスタートすることが可能です。
この記事では、日本からロンドンの家探しを進める際の考え方と、
安全に進めるための具体的な方法をまとめました。
ロンドンの家探し、現地で探す?それとも日本から?
これからロンドンに渡航する方の多くが、
家は現地で探した方がいいのか
日本にいるうちに決めても大丈夫なのか
とりあえずホテルに泊まってから探すべきか
と悩みます。
結論から言うと、
短期でもいいので、渡航前に住まいを確保しておく方が圧倒的に合理的です。
なぜなら、ロンドン到着後は「家探しに集中できる状態ではない」からです。
渡航後に探す vs 渡航前に決める|コストと負担の違い
ロンドンで「現地に着いてから家探し」をすると、実際には次のような負担が発生します。
現地で探す場合(例)
ホテル:£70〜£100/泊
2週間滞在:£980〜£1,400
外食中心で食費も増加
内見移動(交通費+時間)
時差・疲労・手続きと並行して家探し
結果:想定以上にコストもストレスも大きくなる
渡航前に短期の家を決める場合
家賃:£750〜£850/月(シェア目安)
自炊可能で食費を抑えられる
到着後すぐ生活スタート
引っ越しは1回で済む
現地で落ち着いて長期を探せる
結果:コスト・時間・精神面すべてで合理的
実際に、「ロンドンに来れば何とかなる」と思って渡英した人の中には、
なかなか住まいが見つからず、数週間〜1か月近くホテル暮らしが続き、
生活費が大幅に膨らんでしまったというケースも少なくありません。
「もうホテル以外ならどこでもいい」と焦って決めた結果、
実際に入居してみたら写真と違う部屋だったり、
不透明な追加費用を請求されたりと、トラブルになることもあります。
まずは結論:最もバランスが良いのはこの流れ
渡航前に短期の家を確保 → 現地で長期を探す
これが、ロンドンで無理なく生活をスタートするための現実的な方法です。
「日本から決めるのは危ない?」という不安について
日本から部屋を決めることに対して、
詐欺が怖い
実物を見ずに決めるのが不安
写真と違ったらどうしよう
と感じる方も多いと思います。
ただ、ここで重要なのは、
危ないのは“日本から決めること”ではなく、“進め方を間違えること”です。
実際、ロンドンではオンライン内見や海外契約はすでに一般的です。
重要なのは、
信頼できるエージェントを使う
書面で契約内容を確認する
送金タイミングを守る
といった基本を押さえることです。
海外からのロンドン賃貸、何が違うの?
ロンドンで部屋を探すとき、現地で探すのと海外から探すのとでは、根本的に状況が違います。
最大の違いは、やはり「その場で物件を確認できないこと」。
つまり、
写真や動画の“見た目”を信じるしかない
契約書や費用の詳細を英語でやり取りしなければならない
相手が本当に信頼できるエージェントなのか見極めづらい
という3つの壁があるのです。
さらに厄介なのは、イギリスに来る前だと「相場感」が分からないこと。
「この価格なら安い!」「ラッキーかも」と感じて飛びついた結果、
詐欺やトラブルに巻き込まれてしまうケースが後を絶ちません。
ロンドンの家賃は、エリアによって2倍以上の差があることも珍しくなく、
家賃が平均より安い=良い物件、とは限らないのが実情です。
関連記事:
「安い物件」ほど、慎重に。
最近では、日本人だけでなく、世界中の外国人が同じ詐欺被害に遭っています。
見た目はしっかりした広告でも、実際には存在しない物件だったり、
「今ならすぐに契約できます」「鍵を送るのでデポジットを先に支払ってください」といった“もっともらしい口実”で送金を急かす手口が増えています。
中でも典型的なのが、「Holding Deposit(予約金)」を装う詐欺です。
本来Holding Depositは、正式契約の前に一時的に部屋を押さえるための制度ですが、
偽のエージェントが「鍵を渡すから送金してほしい」「先にデポジットを送れば確保できる」と言ってきて、そのまま連絡が途絶える、という被害が非常に多いのです。
ポイントは「便利さ」よりも「信用性」
海外から物件を探すときに最も重要なのは、
「この人(または会社)は信用できるか?」という一点に尽きます。
どんなに書類やIDが整っていても、
個人であれば偽造も可能ですし、
実際にニセのパスポートを提示して信用させるケースも報告されています。
つまり、「書類がある=安全」ではないということ。
相手が
正式な会社メールアドレスを使っているか(gmail.comのような個人アドレスではない)
会社住所や登録情報を公開しているか
GoogleレビューやSNSで実際に活動実績があるか
これらの“第三者から検証できる情報”を確認することが、
海外からの家探しでは何よりも大切です。
要点:判断基準は「情報の確かさ」
「安さ」「スピード」「即入居可」という言葉に惹かれる気持ちは当然ですが、
海外から探すときほど、「確認できる情報があるか」「相手が透明か」を冷静に見極めましょう。
そして、少しでも不安を感じたら——
「一度立ち止まる」「別の選択肢を探す」。
この慎重さが、ロンドン生活のスタートを安全にしてくれます。
日本からロンドンの家探しを進める方法(オンライン内見の使い方)
オンライン内見はあくまで「手段」であり、
最も重要なのは誰から紹介されている物件か(信頼性)です。
最近では、ロンドンでも「オンライン内見」が一般的になりました。
オンライン内見はこんな人におすすめ
数か月以内にロンドンへ渡航予定
到着後の生活をスムーズに始めたい
ホテル代や無駄な出費を抑えたい
日本から安全に部屋探しを進めたい
英語での契約や交渉に不安がある
オーナーやエージェントがスマホやPCを使い、オンラインで部屋を案内してくれる仕組みです。
現地に行けない日本からでも、雰囲気や広さをつかめるため、多くの人が活用しています。
ただし、どんな内見でも安心というわけではありません。
録画済みの映像だけを送られて、それを見て契約してしまうと、
「実際の部屋が違った」「周辺環境がまったく違う」などのトラブルに発展することがあります。
安全に利用するための要点
① まずは「会社の信頼度」を確認する
内見の形式以上に大事なのは、そのエージェントが信頼できるかどうかです。
バーチャル内見の動画を送ってくれるからといって、必ずしも安全とは限りません。
Googleレビューが低い
会社情報が曖昧
個人で運営している
こういった場合は、どんな映像を見せられても鵜呑みにしないこと。
もしレビューが十分でない会社や個人の場合は、ビデオ通話などでの“ライブ内見”を依頼するのがおすすめです。
ただし、これに対応してくれるかはエージェント次第です。
② 映像の内容をチェックする
ライブでの内見や録画映像を見る際は、室内だけでなく外観や共用部も確認しましょう。
郵便受け・玄関ドア・建物外観
共用エリア(キッチン・廊下・ランドリー)
「外は映せません」「他の入居者がいるので無理です」という場合は、
その理由を丁寧に聞くのが大切です。曖昧な説明には注意が必要です。
③ 映像で見るときのチェックポイント
バーチャル内見の映像では、室内の印象だけでなく「生活環境の質」を見抜く意識が大切です。
そのために、次のような質問・確認をしてみましょう。
「窓を開けてもらえますか?」(騒音チェック)
「日当たりはこの時間でどのくらいですか?」
「ネットの電波は安定していますか?」
「共用部(キッチンやバスルーム)はどんな状態ですか?」
特にシェア物件では、共用スペースの使われ方や清掃状況をしっかり見ることが重要です。
たとえば、
きれいに整っている場合
→ 管理が行き届いている or 清掃サービスが定期的に入っている
物が散乱していたり汚れている場合
→ 入居者同士のルールが曖昧、管理者が放置している可能性
見た目がきれいでも、「最近は空室が多いから使われていないだけ」ということもあるので、
「どのくらいの頻度で清掃が入りますか?」
「共用部の掃除は住人で当番制ですか?」
といった質問もしておくと安心です。
ライブで確認できない場合は、担当者に状況を聞くだけでも十分。
その答え方や反応からも、エージェントの誠実さを見極める手がかりになります。
④ 周辺の治安は「自分でも」確認する
どのエージェントに聞いても、「安全なエリアです」と答えるのが一般的です。
責任を取れない立場のため、基本的に治安に関する客観的な回答は期待できません。
そのため、自分でも必ずリサーチを行いましょう。
おすすめの方法は以下の2つです。
Googleマップのストリートビューで、駅から物件までの道を実際に歩いてみる
日中と夜間の雰囲気(街灯・人通り・店の明るさ)を動画や写真で確認する
人気のない小道を通らないと駅に出られないエリアや、夜間に人通りが極端に少ない場所は避けるのが無難です。
「安全なエリア」だからといって、必ずしも“安全に帰れる道”があるとは限りません。
オンラインでの内見は、ロンドンで部屋を探す人にとって非常に便利な手段です。
ただし、「映像がある=安全」ではなく、誰から送られてきた映像かが最も重要です。
信頼できるエージェントを選ぶ
映像は室内+外観をチェック
周辺環境は自分でも調べる
この3点を守るだけで、海外からでも安心して部屋探しを進められます。
日本から契約する際の安全ステップ
海外から契約を進める場合、現地で確認できないぶん、「書面・PDF・メールで残す」ことが唯一の防御手段です。
どんなに信頼できそうな相手でも、口約束は一切効力を持ちません。
すべてのやり取りを記録に残すことが、後のトラブルを防ぐ最大の保険になります。
① 契約書・費用内訳・返金条件をPDFで受け取る
契約書(Tenancy Agreement)は必ずPDFまたはスキャンデータで受け取りましょう。
「契約書は後日郵送します」「契約内容は口頭で確認済みです」など、曖昧な説明のまま支払いを進めるのは危険です。
費用項目には以下が明確に記載されているか確認してください。
家賃(Rent)
デポジット(Deposit)
Holding Deposit(予約金)
光熱費/管理費/清掃費などの内訳
ここに抜けがある場合は、必ずメールで質問を送り、相手の回答を記録に残しておきましょう。
ポイント:契約書に書かれていないことは、存在しないのと同じ。
イギリスでは契約書文化が徹底しており、たとえ口頭で「説明した」と言われても、書面にない内容は無効になります。
② Holding Deposit(予約金)は“条件合意後”に
ロンドンでは、正式契約前に物件を押さえる目的で「Holding Deposit(予約金)」を支払うケースがあります。
ただし、これは書面で条件合意したあとに支払うのが原則です。
信頼できるエージェントであれば、支払い時に「Transaction Receipt(受領証)」を発行し、返金条件を明確に説明してくれます。
こうした対応がない場合は、慎重に進めるべきです。
金額の上限(法律で定められています)
Holding Deposit:家賃1週間分まで
Tenancy Deposit:家賃5週間分まで(年額£50,000超は6週間)
この金額を超える請求をされた場合は、理由を必ず確認しましょう。
特に、個人オーナーが相場を知らずに「2か月分のデポジット」を要求してくるケースは要注意です。
こうした場合、大家としての責任範囲やルールを理解していない可能性が高く、
入居後に「返金トラブル」や「理不尽な請求」に発展するリスクがあります。
この時点でやり取りに違和感を覚える場合は、
「このオーナーとは合わない」と判断して撤退する勇気も必要です。
契約前に揉める相手とは、入居後も高確率で揉めます。
③ 鍵の受け渡し・入居日を明確に
渡航前に、次の3点を書面(メールやPDF)で明確にしておきましょう。
鍵の受け渡し方法(担当者名・受け取り場所)
正式な入居日(Start Date)
管理会社またはオーナーの連絡先
イギリスでは、「書面にない=存在しない」という契約文化です。
口頭での約束やWhatsAppの短文メッセージは、法的証拠として扱われません。
すべての取り決めは、必ずメール本文またはPDFで受け取るようにしてください。
④ デポジット保護スキームの確認
イギリスでは、オーナーまたはエージェントが受け取ったデポジットを
政府認定の保護スキーム(DPS/TDS/MyDeposits)に登録する義務があります。
登録が完了すると、「Prescribed Information(登録証)」というPDFまたは書面が送られてきます。
この書類が届かない場合は、登録が行われていない可能性があるため、次のように英語で確認しましょう。
問い合わせ例(コピペOK)
Which deposit scheme is used?
When will I receive the prescribed information?
この2行を送るだけで十分です。
信頼できるエージェントなら、必ず具体的な回答を返してくれます。
日本からロンドンの部屋を契約する際は、スピードよりも記録を残すことが最優先です。
「証拠がある契約」だけが、海外であなたの権利を守ります。
書面化できない相手とは契約しない
不明点を質問して回答をメールで残す
デポジットの扱いを明確にする
この3つを徹底するだけで、海外からの契約でも安全性は格段に高まります。
安心して暮らすための安全チェック
当然ですが、多くの犯罪・軽犯罪は「家の中」ではなく「外」で起きます。
ロンドンで生活を始めるうえで、「部屋の設備」よりも「周辺環境の安全」を重視することが本当に大切です。
実際に、夜道を歩いていた日本人が3人組の男性に囲まれ、
ナイフを出す仕草をされて脅迫された——というケースもあります。
女性だけでなく、男性でもターゲットになることがあります。
家の中がどんなに快適でも、
「夜道が暗い」「人通りが少ない」「駅から遠い」だけで、
生活の安心感や満足度は大きく下がります。
① 駅からの導線を確認する
現地に行けない場合でも、GoogleマップやStreet Viewを使って
「最寄駅から家までのルート」を必ず確認しましょう。
特に以下の3点をチェック:
夜間でも街灯が十分にあるか
人通り・車通りが一定数あるか
バス停・スーパーなど、明るいお店が途中にあるか
不動産会社から「治安の良いエリア」と言われても、
家の前の通りが暗い・人気がないことは珍しくありません。
安全な地区=夜も安全、ではないのがロンドンの現実です。
ポイント:
「エリアの治安」よりも「駅から家までの道」が安全かを優先。
夜道の安心感が、生活の質を大きく左右します。
② 夜間の安全を意識した生活導線を作る
ロンドン中心部では、夜10時を過ぎると急に人通りが減る地域もあります。
便利な立地よりも、“夜でも安心して帰れるルートがあるか”を基準に選ぶのが賢明です。
チェックしておきたいポイント:
最寄駅やスーパーの営業時間を調べる
夜間でも通れる明るい道をルート登録しておく
近くの警察署・大型スーパー・カフェなど「避難できる場所」を把握する
また、駅近でも裏通りが暗い場合や、
徒歩10分圏でも「坂道」「公園沿い」「人気がない住宅街」などは注意が必要です。
ロンドンでは通勤・帰宅時間が人それぞれ異なるため、
自分が帰宅する時間帯に安全かどうかを基準に判断しましょう。
要点まとめ
ロンドン生活の安全は、「建物の中」ではなく「道のり」に左右されます。
駅から家までの導線を事前に確認する
夜間の生活導線(帰宅ルート・避難場所)を設計する
この2つを徹底するだけで、
日本から契約しても“住んでから後悔しない安全な部屋選び”ができます。
まとめ|ロンドンの家探しは「準備の差」で大きく変わる
ロンドンの家探しは、現地に着いてからでも可能です。
ただし、
コスト(ホテル・外食・移動)
時間(内見・手続き)
精神的負担(疲労・不安)
を考えると、
渡航前に短期の家を決めておく方が、圧倒的に合理的です。
そして、日本からの契約も、
信頼できるエージェントを選ぶ
書面で条件を確認する
安全な手順で進める
この3点を守れば、リスクは大きく下げられます。
渡航前に「安全に・無駄なく」部屋を決めたい方へ
ロンドンの家探しは、進め方次第でコストも難易度も大きく変わります。
Living Hubでは、
日本から確認できる物件
信頼できるエージェント物件のみ掲載
オンライン内見対応
日本語での相談サポート
を行っています。
こんな方におすすめです
渡航前に短期の家を決めておきたい
詐欺やトラブルを避けたい
まずは物件情報だけ見てみたい
まだ検討段階でも大丈夫です。
「自分は日本から決めるべきか?」の相談からでもOKです。
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